兵庫県

高校の越県通学、兵庫県内初導入へ 岡山から佐用

2017年1月6日

神戸新聞

 

 兵庫県教育委員会が、県立佐用高校(同県佐用町)の通学区域を県境の岡山県東部に広げる検討をしていることが5日、分かった。少子化が進む中、高校や地域の活性化につなげるとともに、岡山県側の利便性も向上させる。このような目的のため、県境をまたいで通学可能になれば、県内の全日制公立高校で初めて。2019年度入学からの導入を目指す。

 佐用高校は姫路市などを含む第4学区に位置し、学区内から受け入れる普通科と、全県から受け入れる農業科学科、家政科がある。対象学科は未定だが、関係機関と調整の上、岡山県東部・美作市の旧大原町と旧東粟倉村、西粟倉村に通学区域を広げる予定。


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