2017年6月8日
京都新聞
京都府教育委員会は、2018年度入試から一部の高校などで学科を再編する。洛北高(京都市左京区)に新たに専門学科を設置し、工業高(福知山市)の5学科を改編する。南陽高(木津川市)に付属中を新設し、中高一貫教育を実施する。
洛北高の中高一貫コースに新たに専門学科「サイエンス科」を新設する。現在も、スーパーサイエンスハイスクールとして理数教育を重視しているが、さらに充実させる。
工業高は、機械プランニング科を機械テクノロジー科に、生産システム科をロボット技術科に変更するなど、新しい時代や技術に対応した学科に改編する。
南陽高は付属中を併設し、京都市を除く府内全域から40人を募集する。付属中に入学した生徒は、同高の専門学科「サイエンスリサーチ科」に進学する。
高校教育課は「教育環境を一層充実させたい」としている。