2018年12月26日
京都府立大江高等学校
京都府教育委員会は、本校の学科改編を発表しました。
学科改編の内容は、現在ある「普通科総合選択制」と「ビジネス科学科」の2学科を統合し、総合学科「地域創生科」の1学科にします。2020年度の開設に向けて、「学校・地域経営戦略会議」において、その具体的内容を検討しています。
同科は、府北部地域の少子高齢化や人口流出による地域の担い手不足、地域産業の振興などに対応できる人材[人財]、すなわち地域のキーパーソンを育成します。大きな特色は、全国ではじめて「地域創生学」という学校設定教科を基幹教科に据え、学びの場を教室から地域に移して、フィールドワークを積極的に取り入れた地域創生教育を展開し、チャレンジ精神やふるさと愛を育みます。
また、第2学年からは、各自の希望進路や興味関心に応じて、下記の6つの系統から一つを選び、学習します。行政・企業・NPO法人と連携[提携]することで、より実践的な知識や技能を習得することができます。
【6つの系列】
◆「公共マネジメント系列」・・・公務員に必要な知識と政策立案・防災減災などを学ぶ。※公務員養成
◆「生活福祉系列」・・・ライフプラン・子育て・介護福祉などを学ぶ。
◆「経営情報系列」・・・WEBマーケティング・広告・電子商取引・ソフトウェア開発などを学ぶ。
◆「映像デザイン系列」・・・テレビ・ゲーム・WEB・VR・ドローンなどの映像や印刷のデザインを学ぶ。
◆「国際交流系列」・・・インバウンドに対応した外国語・異文化・観光ビジネスを学ぶ。※文系進学対応
◆「環境サイエンス系列」・・・地域資源の保全やその利活用や環境調査を学ぶ。※理系進学対応
なお、通学区域はこれまで口丹、中丹、丹後通学圏でしたが、改編後は府内全域となります。