2017年2月18日
読売新聞
インフルエンザなどで体調を崩した高校受験生の救済策として、文部科学省が別日程での追試験を行うよう全国の教育委員会などに通知したことを受け、大阪府教育庁の向井正博教育長は17日、来春以降の府内の公立高校入試で追試の実施を検討する考えを明らかにした。
向井教育長はこの日の定例記者会見で「(来春行う)2018年度入試以降に対応する方向で検討中だ。難しい課題はあるが、クリアしていきたい」と述べた。
同教育庁はこれまで「2次募集の日程などを考えると追試まで行うのは難しい」として、別室での受験で対応していた。今春入試についても別室受験で行う。