2017年2月21日
大阪日日新聞
大阪府の2017年度公立高特別選抜入試が20日、18校で始まり、3096人が受験した。5教科の学力検査では、身近な生活の一場面を題材にした問題などで、基礎的な学力とともに思考力や表現力が問われた。
府教育庁によると、5教科の難易度や分量は前年度並み。国語、数学、英語の3教科は基礎的問題(A)と標準的問題(B)があり、各校長が自校の求める生徒像に応じて選択した。
数学では体育館の床にフロアシートを敷くことを題材にし、英語でも友人になった留学生とのやりとりをテーマにしたりと、学校生活で起こりうる場面に焦点を当てた問題を出題。学校での学習が実際にどう生かされるのかを生徒に意識させるのが狙いという。
21日は実技検査や面接が行われる。合格発表は28日。