2017年5月18日
大阪日日新聞
大阪府教育委員会は17日、2018年度公立高入試からインフルエンザにかかった受験生らを対象に別日程で追試験をする方針を示した。合否の判断は従来の入試とは別の基準で行う。
今まで行ってきた別室受験に加え、最低1回の公立高の受験機会を保障するために導入する。追試験の対象になるのは、インフルエンザや百日ぜきなど学校保健安全法施行規則で定める感染症にかかった受験生で、体調不良やけがといった他の症状は対象外になる。
公立高入試の一般選抜のみで実施。検査教科は国語、数学、英語の3教科で一般選抜より2教科少ない。
合否は、まず一般選抜で募集人員分を全員決め、そこに追加する形で判断する。進級や卒業ができるか総合的にみて決めるという。18年度入試では一般選抜の6日後の3月18日に行う。