2015年3月27日
大阪府教委:中3の内申点 来春高校入試から統一基準へ
毎日新聞 2015年03月27日 04時30分
大阪府教委は26日、中学3年生の内申点の分布割合について、来春の高校入試から府内統一の基準を設ける方向で検討に入った。3年生の内申点については、大阪市教委が他の市町村教委と異なり相対評価の要素を加味した独自ルールの導入を決め、入試の公平性が担保できなくなるとの懸念が出ていた。統一基準を設けることで、問題の決着を図る。
府教委の新たな方針は、3年生の内申点について、「5」や「4」など評価の割合を府教委が決め、市町村教委に目安として示す。割合を決める材料として、今年度から1、2年生を対象に始めた府内統一の「チャレンジテスト」のうち、2年生の結果を使う。これまでは、3年生の内申点は入試当日の学力検査を使い補正する方針だったが、撤回する。
大阪市教委は今月24日、市独自の統一テストを中3にも新たに課し、その結果で内申点をつける独自ルールを決定していた。
詳細は、こちら