洛陽工跡地に普通科高 京都市教委、塔南高を移転再編
京都新聞 2015年05月20日 08時53分
京都市立洛陽工業高(京都市南区)の跡地に、塔南高(同)を移転、再編した普通科系高校を市教育委員会が新設することが19日までに分かった。洛陽工高と伏見工高が統合した新工業高校が伏見区内に開設されるため、洛陽工高跡地の活用を検討していた。市教委は「塔南高の特色を生かすとともに、理系教育を充実した学校を目指したい」としている。
市教委によると、塔南高は最寄りのJR西大路駅から徒歩20分以上かかるなど交通の便が悪く、生徒1人当たりの校舎面積が市立高校9校の中で最も狭い上、校舎の老朽化で耐震補強も必要になっていた。洛陽工高は同駅から徒歩5分で、同窓会から跡地を「学校施設として活用してほしい」との要望があり、市教委は塔南高を再編した新設高校を跡地に開校する基本方針案をまとめた。
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